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タラバガニ
タラバガニの由来・語源というと昔、マダラの延縄漁によくかかってきたことにより、マダラの棲息する深海にいるカニという意味です。カタカナでタラバガニと書くと標準和名ですと「たらばがに」「鱈場蟹」と書くと本来は一般名称になります。市場では単にタラバと呼ばれ、北海道釧路では未成体カニをアンコ、さらに小さいものをクラッカと呼んでいます。
タラバガニは4月から6月に浅場で産卵します。カニが持つ交尾器はなく、雄の第5脚(甲羅の下にある細く小さな脚)、雌の第3脚の付け根に生殖孔を持っています。雌の脱皮を待ち、第5脚の付け根から紐状になった精子(精紐)たぐりだし、この精紐にある精包を受け渡します。交尾した雌は、卵を腹肢(ふんどしの裏側にある)に産みつけます。ゾエア幼生で生まれて、グローコテ幼生期を経て稚蟹となり、稚蟹期は浅場にいて、成長するにしたがい深場へと移動します。
そして一年後孵化し、プランクトン幼生期をへて稚ガニになります。だいたい1年で甲長8.2ミリ、2年で甲長24ミリ、3年で甲長50ミリ、4年で甲長72ミリ、5年で甲長85ミリ、6年で甲長100ミリと成長し、甲長20センチになるには16年から17年くらいかかると言われています。タラバガニは年末になるとスーパーなどでも冷凍ものが山積みされます。また最近ではロシアなどからの輸入物が増えて、やや値段が下がってきています。ほかにも比較的手頃なものもあって、年間を通して見かけるようになっています。
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